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第30回 東京国際映画祭

 

初めてレッドカーペットが敷かれるような映画祭に行ってきた。

鑑賞は、チケットさえ買えば誰でも参加できるんだね◎

 

ずっと機会を逃していた

安藤モモ子監督『0.5ミリ』を観に行ったよ。

3時間越えの超大作+監督と主演の安藤サクラによる舞台挨拶付きというのもあって

とってもボリューミーだったけど、濃厚であっという間の時間でした。

 

事前に原作を読んでから行ったけど、

原作よりも 主人公のサワが愛らしく感じられると同時に

母性も色濃く描写されていて、まさに安藤サクラのための映画だなと思った。

 

重く語られがちなテーマ(介護、孤独、戦争、貧困etc...)が

見えてくるけど、 高尚に論じようとしない訴え方だった。

だからこそ、登場人物に感情移入したり弱者に同情したりするような

安易な答えに行き着かず、一人の人間と対峙するときの姿勢を問い直されているようだった。

 

これから子育ての日々を迎えるわけだけど、

赤子とはいえ一人の人間。

あらゆる行動をどう受け止めて

どう対応していくべきなのか、覚悟を迫られる思いだった。

一切のリターンや合理性を求めることがナンセンスで、

ただひたすらに与えるという愛の態度が眩しい。

でもサワは、無償の愛だの介護して「あげてる」だの理不尽だのとは

考えていなくて、「そういうもんだ」とどっしり構えていたな。

そういう図太さみたいなのが母性にも通じるのかもしれない。

 

上映後の姉妹トークでは、

まさに私が聞きたかったような「子育てと仕事の両立」について

話があって、心強くもあった。

だれでも子供が生まれたら、仕事を辞めてしまおうかと

考え至るのかもしれないなって、安心したような。

それでも使命感を持って取り組める天職に

ついていることをうらやましくも思ったけど。

 

でも、いろんなことがぐるりぐるりと転換していく今、

あるかないかも分からない先の心配事に悩まされるのもアホらしいな。

 

 

 

うさぎのリンゴ、小アジのみりん干し、かぼちゃの煮付け、

カレーライス、うどん…

どれも全然美味しそうに食べてなかったけど、

何故か食べたくなる不思議な食事風景だったのが印象的。笑

 

 

東京国際映画祭2017

 

イベントレポート(公式)

 

12:51 Movie comments(0)
上半期の映画の話

今年も半分が過ぎ、夏至を過ぎ、半夏生。
梅雨明けはまだ少し先。
映画館に足が向く。


DVDもはかどるから、
上半期は3日に1本は映画を見て過ごしたんじゃなかろうか。

【スクリーン】
.璽蹇Ε哀薀咼謄

▲Ε┘好肇汽ぅ品語(午前10時の映画祭)

アナと雪の女王(2D吹替)

ち畚呂離▲ぅワ

グΔ留

Δ曚箸蠅虜鷸

Д汽鵐屮鵐離ぅ

┐修海里澆砲童輝く

WOOD JOB!神去なあなあ日常

ネイチャー

私の男

ノア 約束の舟


邦画が印象的だったけど、
本数的には半分くらいか。

昨年公開の映画は
『さよなら渓谷』『凶悪』『横道世之介』『共喰い』『そして父になる』などなど
興味深いのが多かったなぁ。
相変わらず原作ありきの企画だけど、
見応えがあって刺さったな。

12本それぞれ見どころがあって楽しかった。
やっぱりハズレる映画って、ないなぁ。
コケるのはあっても。


今後に期待が大きい映画俳優は
なんと言っても二階堂ふみさんと染谷将太さんでしょうか。
同年代がスクリーンで活躍しているのは
なおさら応援したい。

園子温監督、木村守監督は
相変わらず注目ですね。
まだまだ面白い企画を秘めていそうでワクワクする。

お金が無いから
難しいけど、今後狙っている作品▼

・ブルー・ジャスミン
・渇き。
・トランセンデス
・春を背負って
・マレフィセント
・her
・思い出のマーニー
・寄生獣
・新宿スワン
・ぶどうのなみだ
・くらげになりたい

それと、L'Arc〜en〜Cielのライブドキュメンタリー映画も気になってる。笑



最近、映画を見続ける理由が分かってきた。
キーワードは重層性・想像力・演じること。
どれも人間社会を豊かなものにする上で必要なことなんです。

映画の内容を感受することと、
映画そのもののメタファーを受容することは、
似てるけどレイヤーが違う見方だな。

ちょっと、このことについては
分かりやすく言語化しようっと。


 
11:05 Movie comments(0)
ほとりの朔子

名古屋シネマテークで観たのは『ほとりの朔子

『ヒミズ』で見た二階堂ふみさんが脳裏に焼き付いて離れなくて
機会を見計らっていたところ、公開日に観れたのだ〜♪

『横道世之介』とか『舟を編む』とか、
盛り上がりどころはないけどディティールにこだわる人は好きかもしれない。

<ミドコロ!>
〆鷸劼琉畫
 鮮やかな色づかいの衣装が印象的。 
 主人公の表情が際立つ、夏らしい色彩。

▲▲鵐縫絅い淵瓮蹈妊
 こんにちは赤ちゃんwww
 吹いた。笑

キャラクター描写
 設定が細かくて、登場人物それぞれのスピンオフもできそう!
 妄想して楽しむ余白が多かった。



勝手だけど居場所(何者かである/社会的地位)のある大人を見て、
批判するでもなく、斜に構えるでもなく、羨むでもなく
ただ苦笑う朔子に"子供と大人の「間」”を感じたな。

盛り上がりも害もない映画が
楽観視できるから好きなのかな。笑


たかしのお父さんみたいに、
「映画を観ていれば人を見なくて済む」から楽なのかも。


この映画のテーマは「主観は客観に先立つ」(仮)だけど、
そう考えると、自分を縛り付ける諸々から解放されるような
安楽感があるよねぇ。
いかに創作を開き直ろうかという前向きな思考になる。


ちなみに、シネマテークの館長さんの意向でか、
佐藤真監督によるドキュメンタリーに関する言論を
書架に充実させていたので
しばらくの間楽しんでいました。

「ドキュメンタリーも創作でありフィクションである。」
「いかに創作を開き直り、普遍性を獲得するか。」
心に残りますなぁ。



そして、名古屋に来たからには
必ず行こうと思っていた「Theater Cafe」。
目立たないところにあったけど、
しっとりゆったり、心地良い場所でした。

スクリーンにはなかなか登場しないショートフィルムや
映画関連のイベント・個展をするスペースとして楽しむ場所なんだけど、
お店の方がとても気さくで面白かった。
映画通なら損は無いだろうな。

ドリンク¥500で、夜行バスの直前まで居座らせてもらっちゃったから
また今度行こう。笑


でも、なかなか映画産業が盛り上がらないのが残念だなあと
嘆いていらっしゃったよ。
特に若者の関心は低まるばかりで不安だと。

やはり映画や映画館には娯楽以上の価値や
魅力・コンテンツが必要だと思う。
というか、娯楽以上の価値はあるから、
うまくハブ機能をはたらかせたり、丁寧に伝えると言う行程を省いちゃいけないなぁ。

それともう一つ、
映画は映画好きだけのものじゃないということも、
映画好きは見落としがち。


 
17:07 Movie comments(0)
阿賀に生きる
昨日、T-ACT企画の「阿賀に生きる」上映会に参加しました。
企画者の先輩と事前にお会いした時に
ドキュメンタリーや佐藤真監督に対する熱い想いを聞き、
とても楽しみにしていたイベントでした。

当日は、カメラマンの小林茂さん自ら16mmフィルムを映写機で投影し、
「カラカラカラ」と小気味良い音の響く上映でした。
映画を観た後はゲストトークで
小林さんと旗野さんからお話を伺いました。

映画自体は、新潟水俣病の症状や裁判で
長きに渡って苦しむ阿賀野川流域の人々を
テーマにしたドキュメンタリーとのことで、
本編を見て不意を討たれました。

それは全く見ているものの同情をさそうでもなく
センセーショナルな問題提起でもなく
ただ「暮らしをまるごとフィルムに撮った」映像でした。

でもその”ただ単に”が難しい。

小林さんが言っていたけど
 日常を撮ろうと思っても、カメラが入ってる時点で日常は不可能である

だからこそ、
 スタッフと被写体の関係性も映り込む

それがドキュメンタリーの面白いところ。


旗野さんは
 彼らは役者じゃないけど演技している。
 演技していないように見えて、
 自分が撮られていることを意識しているから。
 それが我々スタッフとの関係が現われる部分だよね。

というようなことをおっしゃっていて。

あえて撮ろうとしたのではない
何気ないシーンや言葉は心に残るし、気付かされるところですね。


また、小林さんは水俣病の障害については映さないと決めていたそうです。
なぜなら、短い時間で訊いたところで分からないものだし、
感覚障害や神経障害は目に見えないため
実感も湧きづらいものだからだそうです。
しかも、見える障害だけを追って
本来の水俣病への曲解が生まれることも
本意ではなかったからとのこと。

「病気らしく」ないと未だに認定されない
新潟水俣病患者の方々。
でも彼らは豊かで笑顔に溢れた暮らしを営んでいる。

撮影の中で
旗野さんは
経済的に豊かな暮らしを得ることが
裁判の一つの目的だと誤認していたことを気付かされたと
語っていました。

映画と言う手法をとることによって,
製作から20年以上経った今でも
全国各地で上映会が行われ、愛される一本となっています。

ドキュメンタリーという枠組みを使うことによって
理屈ではなく直感的に
活字ではなく映像から
被写体の生き様を表現できるのではないでしょうか。

このフィルムには
まだまだ無言のメッセージと
問いかけが詰まっていそうです。

阿賀に生きる



小林茂さんは、監督として「風の波紋」というドキュメンタリー映画を
自主制作しているそうです。
雪国に生きる人々の「日常」を映しながら
自然の時間の流れ=静寂を綴るような映画になるのではないでしょうか。
私も是非カンパで協力したいと思います。


 
00:23 Movie comments(2)
そして父になる
 
「誰も知らない」「空気人形」の是枝監督最新作。

豪華キャストと、重厚なテーマ。

『人と過ごす時間の重さ』について考えさせられる映画でした。

子供は、愛情について頭で考えたりしない。
接してくれる時間や大切にされている実感で愛を捉えて
愛着を形成していくから、
いくらどんな風に愛してるか言葉を並べたところで
感覚としては分からない。


対子供の接し方だけじゃない。
自分がどう思っているかよりも
相手にどう伝わっているかの方が
人間関係では大切なことなのに、
「分かる人にだけ分かれば良い」って諦めちゃうこと、あるよね。

それで良い時もあるのかもしれない。

でも、愛について倫理的に真摯に追求するなら
きっとそんなことはできない。

愛について考えることを止めた時に
人間らしさは失われると思うから、
人として生きていたいと思うから、
時間を大切にしたいって、率直に思った。



リリーフランキーさんと真木よう子さんのコンビは好いですね。
「モテキ」でもその片鱗を感じたけど、
真木よう子の庶民的な表情が見れたのが
なんか嬉しかった。

餃子持ってくるシーンで胸元サービスショットがあるんだけど、
彼女はそんなこと狙ってもいないどころか
気にしてもいなくて、
「フツーに持ってきたらこんな風に見えちゃうこともあるけど
それはそれで自然でしょ?」っていう女優なんだよね。
だから自分もその場面に一緒に居るかのような
錯角まで引き起こされる演技(というかモットー?)が評価されてるんじゃないかな。


福山雅治も、完璧に鼻につくエリートサラリーマンを演じきってたなぁ。笑
あの台詞も、私が妻だったら
非常に残念だし、人格疑うし、一生理解し合えないんじゃないかって
怖くなっちゃうなぁ。


そして挿入歌はなく、BGMもピアノ伴奏のみというナイスチョイス。
これは歌詞や多くの音が入ると
余計なメッセージが付与されて
本来伝えたいテーマや演技が滲んでしまっただろうな。



かなり沢山のシーンがカットされたんじゃないかと思うくらい
行間を読ませる映画でした。
DVDで特典映像が早くみたい。笑



14:04 Movie comments(0)
リリィ・シュシュのすべて
 

蒼井優の出世作と。


なんとなく懐かしくて素朴な
アンニュイな映画が観たかったのでちょうど良かった。



思春期の浮遊感と憂鬱。
狭い世界の突破口を垣間みながらも
克明に表れてくるのは自分の弱さ。

演技と脚本が楽しかったな。

救いようのない話しとだけ聞いていたけど。





最近思うんだけど、
この世に面白くない映画なんて無いんじゃないかと。

アタリはずれはあるかもしれないけど、
タダじゃ映画は作れないんだから
脚本にしろ演出にしろ、キャストの演技も
すべて計算された上で表現されているし、
少なからずメッセージを読み取れる。

私にとっての映画は
エンターテイメントとして消費する娯楽と言うよりは
監督のちりばめた仕掛けを
受容したり推理したりするゲームに近いかもしれない。

その一方的で受動的なコミュニケーションが
つまらないと思ったことは無いから
映画はつまらなくないっ!笑



16:02 Movie comments(0)
横道世之介
 

相変わらず綾野剛ブームは衰えないよ。笑

とはいえ、横道世之介は本当にほんわかして
温かい気持ちに慣れる映画だった。
南極料理人が好きな方はお気に召すことウケアイ。
監督は沖田修一です。

ザックリ言うと
80年代後半の大学生青春ストーリーで、
横道世之介が良い奴だっていう話しです。
ちょっと伊坂幸太郎の『砂漠』を思い出す感じ。

物語の展開で盛り上がるところは無く
ある意味淡々と日記を読んでいるかのように綴られていくんだけど、
映像のタッチや脚本の味がキャストを際立てていて
なんだか嬉しくなっちゃう感じ。


主人公とその彼女、どこかで見た組み合わせ…と思えば
『蛇にピアス』ではないですか!笑
ARATAあらため井浦新も含めて最集結。
キャストを同じくしてまったく異なるテイストが出ていて
見比べても面白いなぁと思った。



久しぶりに温かさに感動して泣いた。
ショウコさんと世之介の、病室シーンは
笑いながら泣いちゃったよ。

あとは浜辺で二人がいい雰囲気になる場面。
もどかしくも純情な恋って本当に愛らしい。

ショウコさんがカーテンにくるまって
恥ずかしがるところなんか悶絶ものですよ。
吉高ファンには嬉しい1本ですね。


綾野剛はやはりハマっていた。
あの顔のつくりは昭和の終わりが似合うなぁ。笑


もう一度、今度は大学の友達と
一緒に見て笑いたいですね。




18:08 Movie comments(0)
ベロニカは死ぬことにした
 
真木よう子ブームが到来しております。

SPやら最高の離婚やらで気にはなってましたが
『さよなら渓谷』でヤラれました。笑

この独特の雰囲気と演技力は
他の誰でもなく真木よう子をキャスティングしたいと
特定の需要があるのも納得です。


主演で脚光を浴びた出世作『ベロニカは死ぬことにした』も
真木よう子の魅力が光る作品。

トワが死ぬことにしてから物語は始まって、
彼女はどうすることにしたのか…という変化を描いています。

ミュージカルを見ているような
ポップな演出と彼女の寂しげな表情の
コントラストが面白い演出でした。
演出や脚本、カメラワークの甘さについては苦言が多々あるようですが、
ハナから真木よう子を観ようと思っていたので問題なく観れたなぁ←



私なりにテーマを付すとしたら
「自分の心も身体も受け入れる」ことのいかに難しいことかということ。
みんな、誰かに認めて欲しくて
自分のことを理解して欲しくて
受け入れてくれない周囲の人への鬱憤を溜めて、
自分の世界と社会の呵責に悩んで生きてると思います。
でも、それが極限に達すると
死ぬことで自分を生かすしかなくなってしまう。
そういうわけで
彼女は死ぬことにしたんじゃないかしら。

精神病院で"狂った"人々と出会うことで、
「いかに"生"が素晴らしいか」ではなく
「いかにして"生"を受容するか」を
というメッセージ性を感じました。

「死」を近くに感じる時程
真面目に「生」を考えることは無いですね。






『ゆれる』は、意外な穴場ですね。笑
兄弟のつながりや嫉妬を描いた小説が題材となっていて
原作者が監督を務めています。
しかも女性。

男性の嫉妬感情について
女性が表現するとこうなるのか。という感じ。
嫉妬は百害あって一利無しの感情だと思ってますが
それ自体の存在はしかるべきとも思います。
非常に人間的で、自分を大切にしてもらいたいという
原始的欲求の不満によるストレスですが、
その対処法についての考察が大切なんですね。

何をして嫉妬感情を発散するか。
怒りや悲しみの感情に変化していく場合もあれば
理性によって消化したり隠蔽したり、
原因をねじまげて自分なりに合理化を図ったり。

色々ありますが、これにも人間性が表れますねん。











『モテキ』も楽しかったなぁ。
ココリコミラクルタイプ見てる気分だった。笑←
真木ねえさんの鋭い毒が効くわ効くわ。
甘えた奴らに聞かせてあげたい。
「お前はそんな事言えるポジションにいねーんだよ。いいから黙って仕事しろ!」って
かっこいいいいいいいいいい!

なんか、主人公みたいな大学生
周りにいっぱい居るぞ。って思った。笑
あっはっは。

恋愛って、
良く言えば見たこと無い自分を発見できるのが楽しいし
悪く言えばありえないくらい自分を狂わせるところが怖いよね。
見たくないもの、知りたくないこと、信じたくないことが
沢山あるけど、人生そんなきれいごとじゃないって事かねぇ。笑

特筆することと言えば挿入歌の入れ方がね、とっても◎!
知らない人ばかりなんだけど(すみません
『今日、恋をはじめます』的な、豪華歌手を次々と流していくのではなくて
それぞれのシーンで使われる必要性というか、
マッチングが上手くできていて
それぞれのアーティストを愛する人への敬意を感じました。



あ、あと真木よう子はベロニカの頃の方が
ちょっとふっくらしてたんだね。
まぁ、どちらも素敵だけど
イメージ的には華奢で儚げな感じ。






20:55 Movie comments(0)
かいじゅうたちのいるところ
 

遊びって、教えられたりさせられたりするものじゃない。
子供の頃って特にそうだよね。

この映画は環境教育について学ばされる一本。
子供に何かさせて大人が安心している遊びで
子供が心から学ぶものって少ない気がする。
大人を喜ばせるために遊んでるんじゃないんだ。
自分で発見して考えて工夫して発展させていく自発性がとても肝心。

川の土手に「あぶないからはいってはいけません」とか言う看板。
森の茂みの「立ち入り禁止」の立て札。
子供は小さな大人じゃないって認められてるんだ。
だから、大人の価値観で子供の伸びを仮定して制限すること程
危険なことは無い。
子供には子供にしかできない遊び=学びがあるんだなぁ。

実際、自分もそうであったから
ある程度何も言わずに見守ってくれていた両親にはとても感謝してる。
家出も何度もしたし
無駄遣いも沢山したし
人を振り回すようなことも多々あった。
でもそこで学ぶことは
道徳や社会性だけじゃない。
一言で言えば「自分の力でなんとかすることができる」って実感を持てた。

「冒険教育」って環境教育の一つのカテゴリーもあるほど、
自主的な気付きを誘発する仕掛けが少なすぎるよ。

時間で区切ってプログラムをこなすように遊ぶなんてうんざりだ。
だから小さい頃から運動会も嫌いだったし、
人混みでお金を使わないと楽しめないお祭りも嫌いだった。
つまんねって思う。笑

「みんなの輪の中に入って遊ぶ」ことを一方的に良しとするのも嫌だなぁ。
ひとりでも豊かに遊べるよ。




溶解体験の話しをしよう。

溶解体験には他人と溶け合う「水平」と、
環境・自然と溶け合う「垂直」がある。

例えば木登りをしていて、
高いところから景色を一望して
樹皮に抱かれて恍惚とするとき、
木と、空と、眺めと、自分を取り巻く環境と一体になる。
そんな溶解体験でしか味わえない感覚があると思う。
満足感、喜び、癒し、開放感、ハッと目覚めるようなひらめきもあるかもしれない。

何より、そんな経験を積んでいる人の深みは違う。
人間性や所作や発想が、とても洗練されてるんだ。

水平の溶解体験の一つが性交だと思う。
ただし、性欲処理や商品化を目的としたものではなく、
互いの信頼と愛がなければ真の溶解はできない。
私もそんなことできたためしはないんだけど。笑

現代は性を非常に軽視・蔑視していると思う。
マイナスイメージが先行して、私の中での性交への嫌悪感は高まりまくってるけど、
本来はかなり崇高で神聖な行いなんだと信じたい気持ちもある。
巷にあふれる浅はかで低俗なキャリアとは
遥かにかけ離れた次元に、
高貴で根源的な快楽を伴う他者との心身の溶解、一体化があると思う。


自と他を明確に分けて考えなければ
立ち行かなくなってしまったのはいつからだろうね。
産業革命が興って、効率を求めた結果の分業が発端かな。
所有や権利や責任を何処に置くか明らかにして
他者と競うことが豊かになるための方法だって
決めた所為じゃないかな。
その結果は、良いことばかりじゃないね。




浅ましく利己的な快楽を求め、流布する輩は
この映画見て目を覚ませ。


19:58 Movie comments(0)
銀河鉄道の夜

最近ね、よく自分が誰か分からなくなる。
考えたり話したりするけど、
引いて自分を見て全く違うことを思い浮かべてて
何言ってんだコイツ?って感じで
自分が全然分からない。

気づくとよく
死ぬことを考えてる。
捕鯨の村を訪れたついでに鯨に飲まれてこようかとか、
スカイウォッカ一瓶飲み干してみようかとか、
運転中に対向車に突撃してみようかとか、
実行する気はないんだろうけど、
もういつでも死んでも良いや〜ってなってる。


実は、
味方じゃない人は敵だと思ってしまう節があって、
気安く人に心を許せないのは自覚してたんだけど、
最近は味方だと思っている人にも
いつ裏切られるか分からないんだなあっていうのを実感して、
戦々恐々としてるんだよ。


だから今、とてつもなく格好よくない。
人生で最も輝いていない。
覇気もオーラもあったもんじゃない。
自分でもみずぼらしくて情けないと思うくらいで
目も当てられないよ。



自分が味方だと思ってるだけだったり
味方だって言ってくれても噓になったり。
心が移ろうのは当然なんだけどさ。


そこで恨みつらみが重なってしまうのは
どうも健全じゃないよね。好ましくない。


大学入るまでは
「この人だったら裏切られても良い」と思える人とだけ
付き合っていくことができてたんだけど、
昨今じゃ「ずっと愛されていたい」と思うようになってしまって
不幸なことが増えた。


精神的に脆弱になったの。

その弱さに負けることになる度に
死にたくなったり
自分を他人みたいに思いたくなる。


そんなさ、つまんないことになるなら
前みたいに狭く深く
裏切られたって許せる人だけに
心を開放しながら生きていたいよ。

それが私の自己肯定感の源であり
生き抜く術でもあり
幸せの原点なの。

それで良いと思うの。





23:45 Movie comments(0)
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