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阿賀に生きる
昨日、T-ACT企画の「阿賀に生きる」上映会に参加しました。
企画者の先輩と事前にお会いした時に
ドキュメンタリーや佐藤真監督に対する熱い想いを聞き、
とても楽しみにしていたイベントでした。

当日は、カメラマンの小林茂さん自ら16mmフィルムを映写機で投影し、
「カラカラカラ」と小気味良い音の響く上映でした。
映画を観た後はゲストトークで
小林さんと旗野さんからお話を伺いました。

映画自体は、新潟水俣病の症状や裁判で
長きに渡って苦しむ阿賀野川流域の人々を
テーマにしたドキュメンタリーとのことで、
本編を見て不意を討たれました。

それは全く見ているものの同情をさそうでもなく
センセーショナルな問題提起でもなく
ただ「暮らしをまるごとフィルムに撮った」映像でした。

でもその”ただ単に”が難しい。

小林さんが言っていたけど
 日常を撮ろうと思っても、カメラが入ってる時点で日常は不可能である

だからこそ、
 スタッフと被写体の関係性も映り込む

それがドキュメンタリーの面白いところ。


旗野さんは
 彼らは役者じゃないけど演技している。
 演技していないように見えて、
 自分が撮られていることを意識しているから。
 それが我々スタッフとの関係が現われる部分だよね。

というようなことをおっしゃっていて。

あえて撮ろうとしたのではない
何気ないシーンや言葉は心に残るし、気付かされるところですね。


また、小林さんは水俣病の障害については映さないと決めていたそうです。
なぜなら、短い時間で訊いたところで分からないものだし、
感覚障害や神経障害は目に見えないため
実感も湧きづらいものだからだそうです。
しかも、見える障害だけを追って
本来の水俣病への曲解が生まれることも
本意ではなかったからとのこと。

「病気らしく」ないと未だに認定されない
新潟水俣病患者の方々。
でも彼らは豊かで笑顔に溢れた暮らしを営んでいる。

撮影の中で
旗野さんは
経済的に豊かな暮らしを得ることが
裁判の一つの目的だと誤認していたことを気付かされたと
語っていました。

映画と言う手法をとることによって,
製作から20年以上経った今でも
全国各地で上映会が行われ、愛される一本となっています。

ドキュメンタリーという枠組みを使うことによって
理屈ではなく直感的に
活字ではなく映像から
被写体の生き様を表現できるのではないでしょうか。

このフィルムには
まだまだ無言のメッセージと
問いかけが詰まっていそうです。

阿賀に生きる



小林茂さんは、監督として「風の波紋」というドキュメンタリー映画を
自主制作しているそうです。
雪国に生きる人々の「日常」を映しながら
自然の時間の流れ=静寂を綴るような映画になるのではないでしょうか。
私も是非カンパで協力したいと思います。


 
00:23 Movie comments(2)
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00:23 - -
comment
うーん、見たかった!ぜいたくな上映会だったね。からからから…という音を聴きながら映画を見る、いつか体験したいな。
moe 2014/01/27 12:39
萌さん
なんだか久しぶり♪
阿賀に生きる行ってから、自主上映会熱がふつふつしてきたよ〜^^
ゆいまつり終わったらT-ACTでも柚子houseでも、
やってみたいっω
管理人 2014/01/28 14:03

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